「通気断熱WB工法」の開発物語～vol.8～

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3連休が終わり、日常モードに戻った方も多いでしょうか？
子どもたちはもうすぐ夏休み、大人はお盆休みまであと少しといったところですね。

昨日17日（月･祝）は、「名古屋みなと祭り」が4年ぶりに開催されました！
私も遠くからですが、肉眼で見ることができました♬
（上の写真はみなと祭りとは全然関係ありません笑）

やっぱりラストが一番盛り上がるなぁと✨

今年はライブ配信でも花火が見れたみたいなんですが、途中で「ライブ配信あるかも！」と気付きネットで開いた時にはもうすでにフィナーレが終了したタイミングでした。涙

花火がライブ配信される時代なんですね。（昔はテレビ中継だった覚えが）
なんか不思議な感じです。

今年は何カ所花火が見れるかなぁとちょっとワクワクしております(*^-^*)
オススメの花火大会があったらぜひ教えてください！

さて、今回も「WB house」の開発ストーリーの続編をお届けします！

#8　新工法に立ちはだかる壁の数々。。。

#８　立ちはだかる壁・壁・壁……


ついに特許がとれた新たな工法に、寺島さんは「通気断熱WB工法」と名付けました。

コツコツと実験を重ね、開発までこぎつけた「WB工法」は、実際に寺島さんが住んでみたことで快適さを実証。
昔ながらの家づくりの結露を大幅に解消し、冬も断熱性能が良く、夏も焼けこみを逃がし省エネルギーにもなる。



最初のうちは、いち大工の意地から高気密高断熱を信じる施主様への説得材料になればと思ってはじめたことだったが、実験を通して様々な日本の住宅業界の間違いに気付いていく中で、「日本の家づくりを救えるのは、この工法しかない」と確信するようになっていった。

「WB工法を全国のいろんな工務店に採用してもらうことで、日本中の住宅の病気を治したい」
寺島さんの心にはそんな気持ちが高まっていった。

全国に広めるには、まず製品化して、それを量産できる体制にまでしなければならない。
それには資金面での問題、法律の問題、と乗り越えなければならない大きな壁がいくつも立ちはだかっていた。

「WB工法」を支えているのは、形状記憶合金を使った9つの部品と、後に「ヨドマーズ」と名付けた滞留防止装置。
自社での製品化を決める前に、なんとか協賛・共同開発してくれる企業はないかと寺島さんは全国を駆け回った。
材料メーカー、電機メーカー、商社、地元の有力企業など。

しかし、田舎のいち大工の言うことをまともに聞いて味方になってくれる企業など残念ながらひとつもなかった。

自社で開発から製品化までやるとなると莫大な資金が必要になる。
ここまでやってきて、やっと実現しかけたのに。。。己の無力さに悔しい想いをする寺島さん。


そんなとき、ある銀行の支店長が新任の挨拶にやってきた。
寺島さんは自分がこれまでやってきた実験のこと、特許出願のこと、そして“日本の住宅業界をまともにしたいんだ”という想いをぶつけた。

「寺島さん、すばらしいじゃないですか。よく頑張ってきましたね。協力しましょう！」

八方塞がりの状況の中で、小さな光が見えたが気がした。

「よし。自社でがんばってみよう！」

寺島さんは、人に頼らず自分でやるとこの時腹を決めた。


たくさんの壁があることを承知でリスクを背負って自社での製品化を目指すことを決めた寺島さん。
この先、どんな展開が待っているのか。

続きはまたブログで紹介しますので、お楽しみに！

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