2021/07/30
当社推奨【WB工法】 vol.3~実験データで見る、その性能~
こんにちは!
新築・リフォーム事業なら私たちにおまかせ!名古屋市中村区の「フルハウス」です!
以前ブログで当社が推奨しているWB工法について紹介させていただきました!
今回は、その3弾!
実験データで分かるWB工法の性能の凄さを、図と一緒に解説します。
シックハウス症候群から家族を守る家づくり!
高気密・高断熱化が進んだことで、住宅は新たな問題を抱えることになりました。
それは、シックハウス症候群。
もともと、WB工法はシックハウス症候群に立ち向かうために開発された家づくりです。
厳正な実験によって、その性能は証明されています。
【室内ホルムアルデヒドの測定実験】
同じ大きさの住宅2棟にホルムアルデヒドを充満させて、室内のホルムアルデヒドの時間変化を測定したもの。どちらも24時間機械換気はしない状態で測定。
<<実験結果>>
茶色ラインの気密住宅、緑ラインのWB工法どちらも時間の経過とともにホルムアルデヒドの濃度は下がっています。
しかし、その減少率は一目瞭然!WB工法のほうが格段に数値が減少しているのが分かります。
さらにWB工法の方は、国の定めるホルムアルデヒド濃度評価基準0.08ppmも下回っています。
生活臭がこもらない高い消臭性。
気密性が向上することで問題となるのが生活臭。
換気をしないと室内の空気が淀んで、生活をするうえで発生する臭いが気になります。。。
しかし!
WB工法は自然な通気と透湿透過によって生活臭を除去してくれます。
ペットの臭いもそれほど気にならない!高い消臭効果が期待できるのです♪
それを証明してくれるのが、この実験データ!
【アンモニア臭気損失実験】
同じ大きさの住宅2棟を密閉状態にし、アンモニア水溶液(28%)5mlを付けた濾紙をシャーレに入れて部屋の中央床上18cmに設置。
出入り口左側上1.5mの位置にてアンモニアを測定。
アンモニア水溶液設置後30分間隔で測定。室内の温湿度測定は、室内空間の中央部で10分間隔で測定しました。
各部屋には人体発湿装置(発湿量50cc/h運転)を設置しています。
実験は24時間換気を回した状態で開始し、9:40の時点で24時間換気を停止しました。※特定悪臭物質の測定方法準拠(昭和47年環境庁告示第9号)
<<実験結果>>
WB工法の部屋(緑ライン)では機械換気停止後、臭気が大きく上がるものの時間経過と共に減少。
気密住宅(赤ライン)と比べても数値は低く、減少スピードも速いことが分かります。
また、WB工法の湿気(細かい緑の点線)は機械停止後にもほとんど変化はありませんが、気密住宅細かい赤の点線)では湿気の逃げ場がないため湿度が上昇しているのが分かります。
省エネ効果で地球にも家計にも優しい!
WB工法で建てた家は、省エネ住宅です。
エアコンを使った実験でその性能を紹介しますね!
【エアコンの省エネ効果実験】
断熱性能が同じ2棟の建物でエアコンの省エネ効果を実験。
透湿性クロスを使用したWB工法とビニールクロスを使用した一般住宅、それぞれに大人ひとりが生活していると仮定した場合のエアコンの効率を計測。
(仙台、東京、名古屋、大阪、福岡の気候条件を設定し測定)
<<実験結果>>
平均で約15%のエアコン使用の削減効果が得られました。
ビニールクロスではなく透湿性クロスが有効だということが分かります。
WB工法は冷房負荷を削減し、エアコンの使用頻度を減らすことで省エネを実現するのです。
高温多湿の日本で暑い夏を快適に過ごすには、伝統工法である土壁のように湿気を吸ったりはいたり、外に逃してくれる機能が大切ということが実験結果から分かります。
また、WB工法では冷房を使用しない場合でも室内の体感温度が低いことがわかりました。
夏も心地よい室内を実現することができる工法なのです。
湿度のコントロールが快適な住空間をつくるポイント!
室内の温度と湿度は密接に関係しています。
同じ温度でも湿度の高さで「暑い!」と感じる体感は違いますよね。
(最近は湿度高いし暑いし、汗だく!)
冬に結露が発生するのも、温度と湿度のバランスに原因があります。
WB工法は温度と湿度の関係性に着目して、住み心地の良い住空間を実現!
空気線図の見方1
室温24℃・湿度60%の時、窓ガラスの表面温度が約16℃を下回ると結露発生。
空気線図の見方2
室温12℃・湿度70%の部屋を、加湿せずに20℃まで温めると湿度は約42%になります。
<<実験結果>>
結露のしくみは意外と知られていません。
温度によって空気が含むことのできる水分量が変わります。
空気が温かいとたくさんの水分を含むことができ、反対に冷たいと少しの水分しか含むことができません。
冬、窓に結露が起きるのは、暖かい室内の空気が外気によって冷やされた窓に触れることで温度が下がり、含んでいられなくなった水分が水滴になるという現象。
冬の窓に結露が起きるのは、暖かい室内の空気が外気によって冷やされた窓に接することで温度が下がり、含んでいられなくなった水分が水滴となるからなのです。
冬の朝、窓辺がべちゃべちゃになるの、、、ストレスですね。
しかもそこからカビが発生したり、ハウスダストの原因になったりと、悪循環が始まってしまう。。。
そうならないためにWB工法は湿度のコントロールを重要視しています!
WB工法について詳しくは問い合わせを!
WB工法について実験データをもとに解説をしましたが、どうでしたか?
中には少し難しいものもありましたが、納得できるポイントもたくさんあったのではないかなと思います!
ちなみに、通気断熱WB工法は、国の定める「住宅の品質確保の促進等に関する法律」に基づいた、省エネルギー対策等級4を取得していいます。
その性能が快適な暮らしに役立つことは、実験データから見てとれたと思います。
実際、OBさん宅にお邪魔すると、毎回その心地良さを体感することができます。
実験データをもう少し詳しく知りたい!実際にWBハウスを体感してみたいなど、ご興味ある方は、ぜひ一度気軽にお問い合わせください(*^-^*)
我が社は24時間365日、お電話での受付をしております。
ぜひどうぞ!
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